昨日、埼玉女子短期大学グランドにて、5月最初のHCトレーニング(U12)を開催。ゴールデンウィークに小牧市長杯優勝を決めたメンバーをHC招集メンバー皆で祝福しました。
競争力のある選手が集まるHCだからこそ、良い選手を選抜でき、大会前に良い準備をすることが出来ました。更に出場したメンバーも、出場できなかった仲間たちの分まで戦い切ってくれました。だから、この勝利は同大会への招集の有無は関係なく、皆で勝ち取った勝利です。
昨日のトレーニングでは、技術系トレーニングを中心に始まり、後半は約1時間11人制コートでのゲームを中心のトレーニングを行いました。
これらの技術系トレーニングでは、選手たちのベースとなるスキルが高い為、私たちが意識するのは、スキルをどう実戦をイメージしながら行えるか。「練習で100%出せない選手は、試合で100%出せない」と本国ボカの指導者陣も言いますが、これは、「努力」の部分だけでなく、「イメージ」の部分も大きいです。
例えば、ボランチからサイドにボールを散らし、サイドからのクロスにFWが合わせるという練習も、「ボールのラインを越えないように!」、「エリア内で待ってしまっていては、相手DFに対するサプライズにならない」等と、実戦を意識させる為の目印的な指示やアドバイスを送ります。しかし、我々の「実戦を意識せざるを得ないシチュエーション」を作る努力と、選手たちの「実戦を意識し、イメージし、先読みする意識」を上げていければ、より中身の濃い練習にしていけると感じました。
後半のゲームでは、前回は小牧市長杯前ということもあり、8人制のゲームを行いましたが、今回は11人制フルピッチでゲームを行いました。人数を制限することでボールタッチ数を増やしたり、子供たちのサイズに合わせてコートを設けるのも良いオプションですが、11人制フルピッチのコートサイズに慣らしていくことも重要だと考えるからです。
ポテンシャルも高く、応用力も高い為、非常にレベルの高いゲームを展開し、個々のスキルを要所要所しっかり応用できていたと感じました。後は、ポジションの役割に対する理解力を高めていけば、ワンステップ上にいけると実感したトレーニングでした。
次回のHCトレーニングは、5月27日(日)。対象はU10カテゴリーを予定しています。
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