アルゼンチンの有名スポーツテレビ局TyC Sportsがディエゴ・マラドーナの追悼動画をアップしたので、日本語訳を入れてみました。直訳では、あまり意味が伝わらないと思ったので、オリジナルの訳となっています。
サッカーボールの視点からつくられた動画となっており、最後、「Gracias por jugar conmigo(私と遊んでくれてありがとう)」というフレーズで終わります。そして、この「遊んでくれて」という言葉が、楽しい時間を共にしてきた親友へ話しかけてるようで、とても切ないのです。
動画は、サッカーボールがディエゴが今まで歩んできた道のりをさかのぼって旅するストーリーになっているのですが、最後はディエゴが幼少期を過ごした貧困街フィオリートに辿り着き、そこに飾られた少年時代のディエゴの写真が映ります。
それを見ると、ディエゴとサッカーボールの関係は、最後の最後まで、純粋にサッカーを愛する少年時代のままだったんだな・・・と改めて思うのです。
本当は、こんな個人的な感想なんか書かず、ご覧いただいた方、それぞれ感じたいことを感じてもらえればそれで良かったんですけど・・・
子供たちの育成に携わる者として、もともとサッカーは「競技である以前に遊びなんだ」ってことと、少年時代のサッカーに対する自分達の想いは、たとえ大人になっても捨ててはならないなととても感じます。
知識や経験よりも、情熱、そして、楽しむこと。
何よりもそこを日本のサッカー少年少女たちに伝えていきたい。
ディエゴの存在はこれからも私たち心の中で生き続けます。
ボカ・ジュニアーズ日本支部
www.boca-japan.com (BOCAJAPAN公式)
www.laescuela.jp (BOCAスクール公式)
Comments