ボカ�・ジュニアーズ日本支部
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ボカ・ジュニアーズ(以下:ボカ)の現役育成指導者のオスカー・S・レゲンハート、イグナシオ・メディーナ氏を招聘し、ボカ・ジャパン「サマーキャンプ&セレクション in 猿ヶ京」が群馬県猿ヶ京で開催され、日本全国から集まった約70名の参加者が8月10日〜13日に掛けて3泊4日の強化合宿にご参加頂きました。

同イベントでは「ボカでの一週間」をテーマに、3泊4日の日程で計5回のトレーニングを体験してもらい、最終日には試合形式のセレクションに挑戦してもらいました。一週間のメニューを3日間でこなすハードスケジュールでしたが、最終日にセレクションが予定されていた為、参加者皆、最後まで集中の糸を切らさず、熱心にボカの指導に応えてくれました。

8月10日(日) キャンプ初日

キャンプ初日、日本全国から猿ヶ京に集結し、オリエンテーションを終えると早速練習会場でサマーキャンプ最初のトレーニングに挑みました。同キャンプでは小学校高学年の6年〜4年生をオスカーコーチ、低学年の3年〜1年生をメディーナコーチが担当し、各年代で必要とされる基礎技術やコーディネーショントレーニング等、様々なメニューを初日から少しずつ難易度を上げながら行いました。最初、やった事の無いメニューばかりで、戸惑う子もいましたが、最後まで集中力を切らさず、一生懸命練習に取り組んでいました。

練習を終えた夕食後、この日思いっきり体を動かした子供たちは、休む間もなく夜のスペイン語講座に挑みました。皆さんサッカーのトレーニング程スムーズにとはいきませんでしたが、クイズ形式となっていた為、賞品を掛けて、まるでサッカーの応援のような白熱したスペイン語講座となりました。

8月11日(月) キャンプ2日目

初日のトレーニングではお互い初対面でしたので、全体のレベルの見極めがメインとなるメニューが組まれましたが、11日のキャンプ2日目からは午前・午後の本格的なボカの厳しいトレーニングがスタートしました。
低学年、高学年いずれの年代もメインは基礎技術の習得が目標となり、基本的なインサイドキックの蹴り方から、浮き球の処理、プレッシャーを掛けられた時の腕の使い方等の基本的なフォームを指導しながら、「自転車の乗り方を覚えたら一生忘れない!それと同じで皆も徹底的に基礎技術を学習しよう!」と選手達を励まし、反復的なメニューで選手達の脳裏に焼き付けようとしていました。

又、この日は午前練と午後練の合間にカヌーの体験教室にも参加しました。皆、最初は横転した時の事を心配していましたが、先生が横転した場合のカヌーからの脱出方法を丁寧に指導し、「横転する事をカヌーではチン!って言うのよ」と説明を受けると、皆一斉に爆笑し、緊張が取れたのか、積極的にカヌーに乗り込み、湖を元気よく旋回していました。

8月12日(火) キャンプ3日目

セレクション前日の12日。この日は前日学んだインサイドパス、トラップ等の基礎技術を動きの中で応用する為のトレーニングを行いました。前日止まった状態でしっかり出来ていた子も、動きの中で精度が落ち、少しずつ複雑になるメニューに前日より更に集中力が要求されました。
トラップ→ターン→ボール交換等、次のプレーを考えた効率の良い動き方を実戦を考えたメニューとなりました。後半では、翌日のセレクションも考慮に入れ、多少負荷を下げ、浮き球の処理の中でも日本人選手に一番不足しているヘディングの基礎的技術を丁寧に指導し、反復を繰り返しました。
オスカーコーチが選手達に向け「アルゼンチンではインサイドパスよりもヘディングの方が正確なパスが出せるって言われているんだよ」と話をすると、皆驚きながらもヘディングの技術を磨く必要性を感じていました。

午後のお昼休憩後には里山の遊びで、山の木の実を使った工作を行いました。足の方が器用な子も多く(笑)苦労する子もいましたが、中にはかなり完成度の高いアーティスティックな作品を作成した子も数多くいました。
また、夕食後には宿泊プラン、通いプランの参加者みんなで集まり、簡単なお別れ会を開きました。ボカTシャツを賭けたくじ引きで盛り上がり、参加者一人一人に修了証を渡し、記念撮影を撮りました。最後には子供たちの寄せ書きを子供たちからコーチ2名に贈呈し、思い出に残るお別れ会となりました。

8月13日(水) キャンプ最終日

同イベント最終日。この日は今までの練習の成果を実戦の場で試すセレクションの日です。昨日まで仲良く練習を共にしてきた仲間とも意識的に離れ、選手個人の実力勝負の世界です。しかし、ボカコーチ陣はセレクションがスタートする前に一つだけ忠告を与えました「サッカーはチームでやるスポーツでやる事を忘れないように。いくらレベルの高い選手でも自分の為だけにプレーする選手はボカ・ジュニアーズに必要ない」。当たり前のようで、実はなかなか難しい事です。
自らのポテンシャルを個人としてだけではなく、どうチームとして発揮出来るか?セレクション中もコーチが何度もゲームを止め、「こうゆう状況で、周りを見たらどのようなオプションがある?」と選手に問いかけ、プレーを修正していました。その結果、前半力が入りすぎていたゲームも少しずつ、テンポを考えた大人のサッカーへと変わっていきました。経験値の少ないこの年齢になると、難しい事ですが、世界基準ではこのレベルまで求められるのでしょう。他にもセレクション中にコーチが直接ポジションを入れ換え、試される選手もいました。選手一人一人のポテンシャルを最大限に発揮できるのがどこなのか?コーチもまるで自分のチームの選手であるかのように、積極的に選手の能力を試していました。

今年で5回目となるボカ・ジャパンセレクション、今回は小学校年代を対象としたセレクションとなりました。同セレクションの合否判定、評価表につきましては、ボカコーチ陣による選手評価の和訳作業、合格者選出作業等にもう少々時間が必要となります。この為、セレクションの合否判定、評価表は9月上旬頃を目途に各ご家庭にボカ・ジャパンから郵送させて頂きますので、もう少しお待ち頂ければと思います。

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